
「電報」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
もしかしたら、聞いたことはあっても、詳しいことは知らないという人もいるかもしれません。
電報は、現在さまざまなシーンで活用されており、時にはその利用がマナーとして扱われることもあります。
ここでは、そんな電報について、詳しくご紹介していきます。
電報ってどんなサービスなの?
電報とは、メッセージを書いた台紙を迅速に届けてくれるサービスのことです。
申し込む時間帯によっては、即日届けることも可能という早さが特徴的といえます。
「手紙とそう変わらないのでは?」と思われるかもしれませんが、電報が使われるシーンは手紙と明確に異なります。
実は電報が使われるのは、「式やイベント、行事に不参加の場合のみ」です。
特にお祝いやお悔やみなど、さまざまなシーンで、参加する必要が出てきます。
友人の結婚式に呼ばれることも、親族のお葬式に呼ばれることもあるでしょう。
しかしやむを得ず参加できないというときには、マナーとして電報を使うことが珍しくありません。
電報には現在さまざまな台紙があり、お祝いやお悔やみをはじめ、さまざまなときに利用できるようになっています。
また、ギフトを添えることも可能で、より相手へと気持ちが伝えやすくなっているのです。
どうしてそのような使われ方をするの?
電報は、一般家庭に電話が普及する前に始まったサービスです。
当時は、もちろんパソコンもスマホもないので、メールやSNSといった連絡手段もありません。
遠方に離れている人とは手紙でやり取りするぐらいしかなく、すばやくメッセージを届けることは困難でした。
しかし、電気通信を用いた電報は、遠く離れた場所からでも即座にメッセージを送れるものです。
A県からB県のように遠く離れた場所であっても、施設でメッセージを受け取り、台紙に印刷をすれば、即日でもメッセージを届けることができたのです。
ただし、画期的な技術を用いたもののため割高だった、という背景があります。
そのため、「誰かが危篤になったからすぐに帰ってきてほしい」、といった緊急性が高いメッセージを送る他、「どうしても参加はできないけれど気持ちを伝えたい」というときに活用されるようになったのです。